老田直仁先生
東京銀座「かつら岡米」に内弟子として入店(昭和53年5月)。 日本髪かつら製作技術を名人岡田米蔵社長に教えこまれ地かつら(地毛のようなかつら)作りの真髄を学ばせて頂きました。 同じかつらでも、床山さん、結髪師さんの表現技術により百人百様のかつらが出来上がります。...
清水 悌先生
日本芸能の魅力 歌舞伎や能を観るのに、先ず基礎知識をつけてからと思う人が多いように思うのですが、それはまったくの間違いで、私は、これは、学校教育の悪影響ではないかとさえ思うのです。 その理由は、物心ついた頃から、これらを見せたり聞かせておけば、自然にその魅力を感じ取れる...
下瀬 翠先生
近頃、大阪の国立文楽劇場は多くのお客様で賑わうようになりました。 私は道頓堀で育ち文楽人形を描き始め30年以上になりますので、歌舞伎も大好きです。 大阪と言えば文楽、文楽と言えば近松門左衛門、近松と言えば皆さまは『曽根崎心中』の...
竹内志朗先生
昔の話になりますが、千日前に大阪歌舞伎座がありました。 いまのビックカメラの場所で約1,700席もあった大劇場でした。 毎月、歌舞伎、新派、新国劇、前進座、の芝居が上演されていました。 市川寿海丈(二枚目映画俳優 市川雷蔵さんの父君)の「新・平家物語」、市川寿海丈と二代目中...